公的保険を扱うドイツ大手保険会社が開催する研修生のための保険説明会に出席。

今日は公的保険を扱うドイツ大手保険会社が開催する研修生のための保険説明会に、大手ホテルで職業訓練を受ける研修生数十名と一緒に出席☆

今日は、ドイツでも有数の公的保険を扱う大手保険会社バーマーが開催する、保険の仕組みを学ぶための説明会に出席しました。

ランゲン氏による説明は本当にわかりやすく、職業学校でも学ぶ保険の仕組みについて深く説明してもらえるのが良いと、研修生や従業員が高い関心を持って説明を受けていました。

 

日本では社会人になると当たり前のように社会保険に加入しますが、社会保険の仕組み、将来の年金や健康保険の詳細、労災保険の詳細等について説明を受ける機会は稀です。

しかし、ドイツは職業訓練を受ける研修生は、職業学校でも、また保険会社からも、直接自分が一社会人としてどのような立場になり、どのような社会的保障を受けるのかの説明を詳しく受けます。

 

様々なケースについて具体的な事例を元に説明を受ける若者は、自分の権利を明確に理解し、またランゲン氏からの質問に研修生が積極的に応える場面が多く、生徒の積極的に発言する場面を見て、昔のドイツでの学校生活が蘇ってきました(先生が質問するとほぼ全員が手を挙げます)。

ドイツは公的保険を扱う機関がいくつもあり、少額の研修手当から僅かな額の保険料を支払うことで、他の高い給与をもらい高い保険料を支払い公的保険を受ける人々と同じ権利を受けることができます。また受けられるサービスも多岐に渡ります。

若者達をスペシャリストに育成するためのマイスター制度(デュアルシステム)、そして少額の保険料でまかなわれる研修生のための保険制度、将来のドイツを担う若者達への育成の仕組みがよく出来ていると、改めて勉強になった一日でした。

 

ドイツの健康保険や年金などの社会保険の詳しい仕組みについては、また次回ご案内します✨