ドイツ人の働き方

ドイツ人の働き方

今日は、ギムナジウム(小学5年生)時代からの友人でミュンヘンに住むダニエーラに、子育てをしながら仕事を両立しているドイツの共働き事情をインタビューしました。

彼女は、大学の建築学科を卒業し、建築家としてずっと仕事を続けてきて、出産。

出産後、1年数ヶ月で仕事に復帰しました。

 

現在はドイツの時短、週に20時間の仕事をしている。

1歳半の息子を保育園に迎えに行く時間は、14時又は14時半。

ご主人が現在フルタイムだそうですが、職場には、ご主人も平日1日を休めるよう働きかけているところです。

彼女がもう少し仕事が出来るようにするためだそうです。

若いドイツ人夫婦の理想は、仕事も子育ても夫婦がちょうど半分半分に出来るようになることらしいです。

 

日本ではまだ考えにくいけれど、その理想は実現できたら素晴らしいと感じました。

ちなみにご主人も週40時間勤務。それ以上は働いていないそうです。

ドイツ、特にミュンヘンは景気が良く、残業はしなくても十分な給与だそう。

 

週末は家族で川や森、山に出掛けます。お気に入りは、自転車につけているベビーカー!

お父さんはかなりのスピードで息子を乗せたベビーカーを引きながら、森や川をサイクリング。休日の楽しいひととき。

ミュンヘンに住む子ども連れ家族の一般的な姿です。

 

ドイツでマイスターや役所の方、友人達に話を聞いていて、彼らがそれぞれの仕事をスペシャリストとして誇りを持ちながら、家族を大切にしている姿、生活を楽しんでいる姿、子どもの教育のために日々受験を意識することなく生活を営んでいる姿を見てきました。

本当に人として人生を充実させている姿が垣間見え、そこから多くのことを学べます。