《☆製菓でドイツの国家資格ゲゼレを目指し今年ダヴィンチのプログラムに参加の阿部容子さんの第7回投稿記事のご紹介☆》

容子さんもドイツに来て、早くも4ヶ月。
容子さんはじめ、参加者の皆さんのドイツでの生活もだいぶ慣れてきた様子。
もちろんドイツ語の習得方法、スピードは本当に皆さん千差万別。力のつけ方も皆さん様々。

何年も参加者を見てきて伸びる人の共通点をあえて一つ伝えるとすれば『失敗を恐れずチャレンジを楽しむ人』。

学校の先生やクラスの進行は先生の考えも反映するし、集まる生徒の状況もあるから、容子さんが語っているように、先生と生徒が話し合いながら折り合いをつけながら進めるていくなかで自分の向上をはかっていくことになる。生徒が先生に意見を言うことはドイツの義務教育の中でもよくある。しかも生徒の意見が反映されることもよくある。容子さんが興味を持った、折り合いをつけて、ということが学校でも、職場でも、社会の様々な場で会話を通じて折り合いをつけて前に進むことが多い。

話を戻すとドイツ語習得は授業だけではない。ドイツにいる以上、授業以外も全てドイツ語を習得する場。
容子さんが授業以外でもチャレンジをしているように、今年の参加者も様々な形でチャレンジしている。
皆さん、それそれに合ったチャレンジをすることが大切。
何がよくて何がよくないもない。
大好きな料理を作って人との絆を深める人もいれば老若男女のタンデムとの会話を楽しむ人、ホームスティ先を訪れる様々な人との交流でドイツの文化を楽しむ人もいて、皆さん様々にドイツでの生活を営んでいる。

失敗を恐れずチャレンジを楽しむ、
ドイツ語の習得に限らず、人生をより豊かにしていきたいときにはとても大切なことだと思う。

容子さんの今回の記事をご紹介したい。

【ドイツ語は一日にしてならず】

ドイツに来て、4ヶ月が経ちました。こちらに来てすぐの頃は、毎日、何かしなきゃ!どこか行かなきゃ!と妙な焦りがあったのですが、ようやく、ここに”生活”しているんだなぁという意識が持てるようになってきたところです。

語学学校には、さまざまな国から、それぞれの目的を持って、いろいろな年齢の人が来ています。ドイツの大学で学ぶためスイスから、アメリカから、学校のプログラムでメキシコから、ドイツで職を得るためにイタリアから、フランスから、有給でオランダから、スコットランドから、ドイツ本社の企業で働いているため中国から。そのため在学期間も私のように半年の人もいれば、2週間、1ヶ月、1年と異なります。

そんな彼らと過ごしていて、とてもヨーロッパらしいなと感じた出来事がありました。授業進度や方針、クラス編成について、教室で先生にはっきりと自分の意見を伝えていて、先生も自分の意見をきちんと伝える。そして、折り合いをつけて行く、ということです。日本でも当たり前のことかもしれませんが、なぜかより素直で対等な意見交換に感じました。

その中で先生が「授業ペースを上げて、単純に表示されるレベルだけが上がれば、それでいいの?教科書を進めるだけでいいの?それで理解していると言える?それは私の方針ではないわ」と話してくれた言葉に、私自身も、早く次のレベルに行かないと、学校が終わる8月までにどこまで進めるだろうと、数字だけ追ってしまっていたことに気づかされました。

そして実は最初の頃、私もクラスのレベルを一度上げて、授業についていけず、すぐに元のクラスに戻ってしまった、という経験があります。その時は悔しくてどうしようもなかったのですが(恥ずかしいですし)、戻るように言ってくれたその先生の判断は真っ当だった、と今になってわかります。

ドイツ語は1日にしてならず、地道に勉強を続けて行きます。

以上が今回の容子さんの記事でした。
容子さん、そして皆さんのドイツでのチャレンジは続きます。
人は人、それそれ自分のペースを大切にチャレンジを楽しむ毎日を送ってほしいと願っています。
ドイツも夏本番のシーズンを迎え、これからは野外映画祭など夏のイベントが増える時期。この時期にならではこの土地ならでは味わえる時を過ごしてみるのも良いかもしれません。

写真:
学校のキッチンから見える景色。お気に入りの場所の一つです