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森林マイスターの話

 

今日は、デュアルシステムにより森林技術士、さらにキャリアアップしてなる森林マイスターへの道についてご紹介します✨

 

ドイツでは森林に関わる職業に就くことはドイツ人の子どもの憧れの職業と言われる。

 

 

ドイツにおける林業従事者は、130万人とも言われています。

 

 

3年間、実施訓練を受けながら林業職業訓練学校に通い、「伐採と育林、森林景観と自然保護、造林学基礎...」など様々な分野について学び、実際の現場で学んだ知識を実践に結びつけていきます。


将来の森林技術士、そしてドイツの森を守るマイスター森林官の育成の道です。

 

 

 

 

彼らが実際に森林を守る仕組みがあります。

 

日本のように林野庁に任され、実践部分の実効力に繋がりにくい仕組みとは大きな違いがある。

 

 

ドイツの職業のプロの育成の仕方の特徴は、とにかく実践の割合が多く、学問的知識は実践・目的のためにあるという点も注目すべき点です。

 

 

ドイツで森林について長期にわたり学ばれ、「ドイツの林業と日本の林業」という本を執筆された岸 修司氏によれば、日本林業を産業として成り立たせるためには、林道の整備、森林組合の規模や取り扱い木材のロットの大幅な拡大、教育整備など課題は少なくはないようです。

 

 

現実的に実践力成果を生み出す力があるドイツから学ぶことは多く、一歩一歩学び進めていく人の意識と行動が大切だと思いました。

 

 

 

 

これからも少しずつ林業を含め、様々な分野におけるドイツの実践力についてお伝えしていきたいです✨

 

 

 

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