《2016年からプログラムに参加のYuliさん、ミュンヘンの老舗店で食肉加工のマイスターを目指しドイツで充実した生活を送っています。Yuji さんの今の状況をご紹介します☆》

日本の一流大学、日本の食肉加工最大大手企業に勤めていたYujiさん、本当に美味しい本物のハムやソーセージを作りたいという思いでプログラムに参加。2016年3月にドイツに来ました。地産地消で添加物を最小限にしか使わないミュンヘンの食肉加工老舗店に研修に入りました。
マイスターさんからも『Yujiは本当にいいやつだ、勤勉だし理解力や集中力はもちろん周りの仲間ともうまくやっているよ』と高評価。
ドイツに来ることで日本人としての誇りや日本の素晴らしさを改めて感じつつ、充実した国家資格ゲゼレ・マイスターを目指す研修の日々を過ごすなか、ドイツミュンヘンでの生活そのものを方言に苦労しつつも⁉︎楽しむ余裕がでてきたようです。
今日はそんなYujiさんから届いた声をそのままお届けします\(^-^)/

1.現在受けている研修先での研修内容および学んでいて興味深い点、苦労している点

<研修内容>
豚・牛の解体からソーセージの製造までといった、最初から最後の工程まで仕事はある。
月曜日から金曜日まで、それぞれ曜日によって仕事内容は異なり、
月・木・金: ソーセージの製造を担当
火・水: 豚: 子牛の解体
といった具合である。ソーセージの製造では挽いた肉をスパイスとミキシングする工程、それを腸に充填する工程、充填されたものを適切な大きさにひねる工程全てを行なっている。解体では主に、豚の肩、ももの骨を取り除く仕事。その後、解体されたブロック肉をソーセージ用、ひき肉用、グラーシュ用(ビーフシチューのような料理)に分類する。
<興味深い点、苦労している点>
ソーセージをつくる上で当然レシピがあるのだが、最終的には触った感触、見た目、香り、味見などで仕上げが決定されるところ。経験がある職人にしかできないことだと常々間近で感じさせられる。ソーセージの充填では種類によって大きさの違う腸を使うが、それぞれで微妙な力加減で充填具合を調節しなければならず、そこがなかなか習得できない。ゆるゆるでもいけず、パンパン過ぎてもいけない、この加減、バランスを体で一も早く覚えたいと思っているところである。

2.研修1年目で学ぶ職業学校での勉強内容について

<職種にまつわる勉強内容>
部位によってどのような特徴があり、故にどんな料理に適しているかなどの肉全般に関する知識をまず学びました。そこから、菌の繁殖に関してや肉・ソーセージの正しい保存方法、たんぱく質、脂質といった基本的な栄養素に関する知識を化学的な観点から学びました。また、実習では料理を学びます。その日その日でテーマがあり、“ひき肉料理“、”低脂肪高タンパク料理”など、肉を用いた料理をグループで作ります。

<一般科目のうち興味深い科目および苦労している科目について>
一般科目ではSozialkunde(社会学)が面白い。ドイツと日本での労働状況や法律などを学べるので比較がしやすく興味がわく科目である。しかし、保険の内容やグローバリズムなどテーマが少し複雑になりプレゼンテーションを行うときはなかなかの困難ではある。
3.ドイツに来て一年以上が過ぎ、自分が変わったと思う点

ドイツ語の上達により単純に会話ができるということ。なんだかんだドイツ語を聞ける、言いたいことを話せる、冗談を言えるというところができるのとそうでないのでは、見えてくる世界が変わった。外国人だからっていう無根拠な恐れや謙虚さよりも、言いたいことを言うなどのことが自然にできるようになった。
ドイツ生活に関しては、仕事して休んで誰かと遊んで、といった具合にだいぶ馴染めてきているなと実感している。ビールを昼から飲み、酔っ払い、土日によく眠る。そんな生活が今とても好きである。
4.ドイツに来て二年目に突入しドイツに来た頃と現在の自分のドイツ語力の変化について

聞くこととそれを解釈することに要する時間が短くなり、会話を十分に楽しめるようになった。話を知っているアニメ・映画をドイツ語吹き替えで見る、これとドイツ人の友達と遊ぶことが増えたことが明らかな要因だと感じる。
ドイツに来て、語学学校の時期はベース作りというイメージ。今は、そこに肉付けして色々な表現法や自然な言い回しを覚えていっているイメージ。趣味があう友達と話すことが一番上達には効くのだろうと肌感覚で実感している。
ただ、バイエルン地方で話されるBayarischという方言は絶望的によくわからないのが本音であり、苦労する点である…^^;
5.研修に入ってから有給休暇や休暇を利用して楽しんできていること、また日本と異なるドイツの休暇事情についてなど
3週間ほど日本へ休暇を取った。お客様は神である国で3週間観光客として入れたことはすごい幸せだった。ドイツにいることで日本の素晴らしいところ、自分は日本人で日本が大好きなんだなと感じることがある。実際に休みを3週間取れて休暇を満喫できる環境は、素晴らしいの一言。日本ではそもそもこれだけの有給数がないし、たとえあっても連休で一気にとるといったことはほとんど稀なのではないかと思う。休みを取る人、それを聞いて、「楽しんで来て!」と送り出してくれる人、皆お互いの休みの大事さを知っているからある環境なんだなと実感する。
6.研修が始まってから研修先または学校などから興味深い機会をもらったこと、または特別な機会をいただいた事柄について。
従業員と、お客さんらと一緒にバスに乗って農場・牧場を見にいったこと。実際にどういうところからMetzgerei Jaisで使われている豚、牛は来ているかなどを知ることができた。職場からの距離、どんな豚でどんな餌を食べているのかなど実際に伺うことができたのはとても興味深かった。また、訪れる場所ごとに牧場の従業員らとともする食事があり、お客さんとの距離を近く感じた。

マイスターに初めて面会したときに世界一うまいハムソーセージを作りたいと語った彼の言葉がとても印象に残っています。是非世界一目指して活躍してほしいとこれからも彼を応援していきます!
皆さん応援よろしくお願いいたします!

彼が送ってくれた写真は、手工業メッセに行ったときにWeiswurst白ソーセージを充填している写真、友達が2月に来た際にホフブロイハウスに行った際にオーストラリアからの家族とわいわいしたときの写真、そして同じプログラムの同期の健太さんとFeuerwehr Festに行った時の写真。そして前回訪問時に撮ったマイスターさんとの写真を併せてご紹介。ドイツでの生活を満喫しているようで私達もとても嬉しいです。

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